オチが分かっても最後まで見たくなるよ
皆さんこんにちは。ナマケネコ(@neko_namake)です。
今回は映画『記憶探偵と鍵のかかった少女』(2013年)をご紹介します。
他人の記憶に潜り込んで真実を見つける事を生業にしている記憶探偵の話です。
ある少女を助けるための依頼から始まる記憶が現実を蝕んでいくストーリーが見所のスリラーです。
この記事を読んで興味が湧いたら是非ご覧になって下さい。
ネタバレはしていませんから安心して最後まで読んで下さいね。
記憶探偵と鍵のかかった少女
あらすじ
他人の記憶に入り込む能力がある記憶探偵のジョン・ワシントン。ある日ジョンの元に16歳の少女アナの記憶を調査してほしいという依頼が舞い込む。アナは絶食を続けていてその原因を取り除きたいという依頼だった。今まで難事件を解決してきたジョンには簡単な仕事のはずだったが、アナの記憶には不可解な出来事が多かった。真相を探るためにジョンはアナに深入りしていくが、アナの記憶に隠された秘密に近づくにつれジョンに異変が起こり始める。
展開は読めるけど意外と悪くない
オチは読めましたが丁寧な展開で途中だらけることもなく、
最後まで飽きずに見ることが出来た作品でした。
優秀な探偵という設定にしては少々……という場面もありましたが、
ストーリーの展開を考えると納得出来ないこともないので許容範囲だと思います。
記憶に偽りはない、
記憶を見る時は傍観者として存在しているだけだから記憶に関わることは出来ない、
という前提の元で話は進んでいくのですが、
視聴していくにつれて徐々に記憶の映像と現実の境目が曖昧になっていく感じがして面白かったです。
サイコ感があるのにそれを感じさせない演技
アナ役のタイッサ・ファーミガのサイコ感がありつつもそれを周りには悟らせないような演技が中々良かったように思います。
本人はそこまで考えていたか分かりませんが、
あの演技で主人公も視聴者も真実が分からなくなってストーリーに入り込めたように思います。
Blu-ray版にはインタビューが特典映像として収録されているようなのでその辺りが語られているのでしょうか。
機会があれば見てみようと思います。
関係ありませんが以前ご紹介した『ザ・ホスト 美しき侵略者』の主役を演じたシアーシャ・ローナンに何となく雰囲気が似ている様な気がしますね。
残念な邦題
少し残念だったのが邦題ですね。
『ゲームメイカー 消えたジグソーパズルと巨大迷路の秘密』でも思いましたが、
ファンタジー感が出るタイトルを付けるのはいかがなものでしょうか。
この作品は軽いファンタジー要素がありますからまだマシですが、
タイトルで勘違いして見ないという方もいらっしゃいますから少しもったいないなと思いました。
まとめ
読めるオチと少々強引な脚本に目を瞑れば結構面白い作品だと思います。
もっと振り切った脚本にした方が面白くなったのではないかなと思えるほど素材はよかったので、
少しもったいなかった気もしますが。
スリラーとしてもサスペンスとしても楽しめるので、
どちらかが好きであれば見ても損はない作品です。
興味が湧いた方は是非ご覧になって下さい。
主役の2人は中々はまり役だったわヨ
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本作品の配信情報は2021年5月15日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況については各動画配信サービス(VOD)のホームページもしくはアプリをご確認ください。
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