自分だったら……と考えると怖いね
皆さんこんにちは。ナマケネコ(@neko_namake)です。
今回は映画『アウェイク』(2007年)をご紹介します。
亡き父から大会社を継いだ主人公のクレイトンを、
『スター・ウォーズ』で若き頃のアナキン・スカイウォーカーを演じたヘイデン・クリステンセンが熱演しています。
手術中に意識がある「術中覚醒」の恐怖について描かれています。
この記事を読んで興味が湧いたら是非ご覧になって下さい。
ネタバレはしていませんから安心して最後まで読んで下さいね。
アウェイク
あらすじ
亡き父から会社を受け継いだクレイトンは、秘書のサムとの交際を母に打ち明けられずにいた。心臓疾患を抱えていたクレイトンは友人で医者であるジャックを信頼し、ドナーを探している間も結婚について相談するなどいい関係を築いていた。ジャックの後押しもありサムに求婚したその日、ついにドナーが見つかりクレイトンはジャックの元で心臓移植をすることになる。しかし手術中に術中覚醒に陥ったクレイトンを待ち受けていたのは想像を絶する痛みであった。
恐怖!術中覚醒!
出来れば感想を読む前に映画を見てほしいワ!
手術中に意識だけ覚醒する「術中覚醒」を軸に展開していくサスペンス映画です。
これはすごく怖い話でした。
術中覚醒について調べてみると、
1万9000件に1件の割合で起こっているとか最大で600件に1件起こる可能性があるとか書いてあって怖いとしか言えないです。
劇中でも700人に1人の割合で起こっていると言われているので、
人数は定かではありませんが毎年起こっていることなのでしょう。
手術をするということは薬などで治らないから手術をせざるを得ない状況なわけで、
身体を切る以上麻酔をしないという選択をする人はほとんどいないと思います。
意識があって自分の身体が切り開かれているのが分かるのに、
体を動かすことも声を出すことも出来ずただひたすらに痛みと恐怖に耐えなくてはいけないと考えたら怖くないですか?
術中覚醒に焦点を当てていると思いきや……
この映画では術中覚醒の恐怖について描かれています。
ところがこの映画はそれだけでは終わりません。
術中覚醒を起こした主人公の命運や如何にと思っている所にぽんっと今までをひっくり返すシーンを入れてきます。
術中覚醒の恐怖だけで話を作っているのかと思っていたので、
二転三転するサスペンス要素を展開していく後半に驚いてしまいました。
術中覚醒をサスペンスの道具にしていて上手く出来ているなと思いました。
予想していなかったこともあって非常に面白い映画でしたね。
ちゃんと伏線らしきものもいくつか入れていますし、
細かい部分に粗があるとはいえ全体としてみるとしっかりとしたサスペンスだったと思います。
とりあえず何も調べずに見てほしいオススメの映画です。
まとめ
ヘイデン・クリステンセンとジェシカ・アルバが共演しているサスペンス映画です。
手術中に意識が覚醒する術中覚醒を上手く利用して緊迫のサスペンスを展開しています。
相変わらずゴールデンラズベリー賞に主演の2人がノミネートされていますが、
外国人から見たらそんなに演技が下手なんですかね。
内容自体はとても面白いので興味が湧いた方は是非ご覧になって下さい。
母の愛に涙ヨ
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本作品の配信情報は2021年6月8日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況については各動画配信サービス(VOD)のホームページもしくはアプリをご確認ください。
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