映画『人狼ゲーム 夜になったら、最後』あらすじと感想/人狼×雪山=素敵

皆さんこんにちは。ナマケネコ（@neko_namake）です。

今回は映画『人狼ゲーム 夜になったら、最後』（2021年）をご紹介します。

閉ざされた雪山で人狼に襲われるホラー映画です。

個性豊かな町の住人達が疑心暗鬼になりお互いを攻撃しあいます。

果たして人狼は誰なのか。

この記事を読んで興味が湧いたら是非ご覧になって下さい。

ネタバレはしていませんから安心して最後まで読んで下さいね。

人狼ゲーム 夜になったら、最後

あらすじ

原作はゲーム

原作はPCとPS4で出たゲームみたいです。

VRでみんなと人狼ゲームができるようですね。

人狼ゲームの要素は少し

テンポのいい会話で進んでいくクローズドサークルものです。

中々に個性的な住人のキャラ付けと軽い会話のテンポが相まってさくさく進んでいく感じがあります。

「こんなとこにいられるか。俺は出ていく。」といったお約束もあり、クローズドサークルものとしては押さえるとこは押さえている感じがしました。

疑心暗鬼にさせる設定はいいけど

パイプライン工事をするかどうかで住人達が元々賛成派と反対派に分かれており、お互いが疑心暗鬼になる布石を打っているのはいい点だと思いました。

最終的にはそれで物語が破滅へと進んでいくことになりましたし、それがなければストーリー的に間延びしていたかもしれません。

でも住人が少ないです（笑）

パイプラインのせいで町中が対立してしまっている！　という話にしては登場人物しか住んでいないみたいな感じですし。

人狼ゲームですしクローズドサークルにするのは正解だと思いますが、範囲を広く設定しすぎたのが問題だったのではないでしょうか。

ただの殺人鬼ものとの違いはない

人狼ゲームって話し合って誰かを吊って、間違っていたらまた話し合ってまた誰かを吊って、という風に進んでいくゲームだと思うのですが、この作品ではそういった要素はあまりありません。

一度だけみんなが集まって議論してそれで終わりですからね。

モンスターである必要がありませんしただの殺人鬼であっても成立する話だったので、人狼ゲームをモチーフにした意味が薄かったかなと思いました。

全体としては軽く見られますしクローズドサークルものが好きなら見ても損はないのかなと思いました。

全米初登場第10位みたいですしね。

まとめ

閉ざされた雪山で人狼に襲われるホラー映画です。

クローズドサークルものが好きな方なら楽しめる作品になっていると思います。

会話のテンポもストーリー展開も軽快ですし、途中でだれることはなく最後まで見ることができるのではないでしょうか。

もう少し「人狼ゲーム」をしてもよかったのかなと思いましたが、それだと推理パートの日中が長いので映像作品にするのは難しいのかなと感じましたし、このぐらいのスピード感があってもいいのかもしれませんね。

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