皆さんこんにちは。ナマケネコ(@neko_namake)です。
今回は映画『ゾンビーバー』(2014年)をご紹介します。
ゾンビ化したビーバーに大学生たちが襲われるモンスターパニックです。
可愛い見た目とは裏腹に暴れまわっているビーバーは必見です。
この記事を読んで興味が湧いたら是非ご覧になって下さい。
ネタバレはしていませんから安心して最後まで読んで下さいね。
ゾンビーバー
あらすじ
一台のトラックが汚染物質の入ったドラム缶を川に落としてしまい、付近のビーバーがモンスター化したことが全ての始まりであった。大学生のメアリー、ゾーイ、ジェンの三人は湖畔の近くの別荘に遊びに来ていた。携帯電話も使えない田舎で昼間は水遊び、夜は女子トークで気分転換していた。するとそこへ恋人たちが現れ六人で楽しむことにしたが、明らかに異常なビーバーが別荘に出現する。何とか退治し、翌朝全員で湖畔で遊んでいたが、凶暴なビーバーの大群に襲われてしまう。別荘に立てこもる六人であったが、強力な歯を持つビーバーには木で出来た別荘に侵入することなど朝飯前であった。
B級ホラーと侮るなかれ
まだまだゾンビにも伸びしろがありますな
何というおバカな設定なのでしょう。
あの可愛いビーバーをダジャレでゾンビにしてしまうなんて素晴らしすぎますよね。
どうせB級低予算ホラーなんだろうなーと思いながら見たのですが、中々にしっかりとした作りで期待していなかった分余計に面白く感じました。
設定はもうちゃんと先人たちのB級ホラーを踏襲しているんです。
おバカで明るい若者たちにお色気シーン、電波がなくて助けも呼べない等々、設定だけ見たら中身が一緒の数多あるB級ホラーの一本かなと思ってしまいます。
しかも可愛いビーバーをゾンビ化するなんて意味が分からなかったのですが、意外や意外、ビーバーってゾンビに向いているのではないかと納得してしまいました。
ビーバーがゾンビ化したら
ビーバーの習性を描写することで説得力を持たせているんですよね。
ゾンビって耐久力があるから段々数に押されて結局最終的にはどこかに逃げ込む流れになるじゃないですか。
それで場が好転するのかじわじわ追い詰められていくのかといったハラハラする部分を楽しむのですが、このビーバーたちはそんな選択肢は与えてくれません。
やつらの強力な歯によって、ゾンビものの様式美である籠城戦はできないんです。
塞いでも塞いでも侵入されるので、追い詰められること一択になるんですね。
一番安らげるはずの建物に逃げ込んでも休息する間も与えてくれないということは、ゾンビものとしては中々強力だと思います。
しかもダムを作る習性を活かして倒木などで逃げ道をふさぐこともできますし、さらに泳げますから水に逃げても負けなんです。
このビーバーの習性が如何にゾンビに向いているかといったことを証明するための映画といっても過言ではないでしょう。
出オチなんかではなくてしっかりと考えられているんだなーと感じました。
ゾンビのお約束もしっかり
ビーバーがゾンビに向いているかといったことだけに注力するのではなく、噛まれたものがゾンビ化する展開も盛り込まれているのでちゃんとゾンビ映画としても成り立っています。
しかもただのゾンビ化ではなく歯が発達して尻尾が生えてくるゾンビーバー化してしまうのがこの作品の面白いところです。
そういった部分も手を抜いていないのは楽しめるポイントですね。
まとめ
ビーバーがゾンビ化して陽キャな大学生を襲うモンスターホラー映画です。
予告トレーラーやジャケットからは想像できないほどしっかり作られた作品だと思います。
ビーバーが如何にゾンビに適しているのか。
皆さんも是非確かめてみて下さい。
人間いじめるの超楽シ~!!
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本作品の配信情報は2024年9月27日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況については各動画配信サービス(VOD)のホームページもしくはアプリをご確認ください。
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