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皆さんこんにちは。ナマケネコ(@neko_namake)です。
今回は映画『ザ・マシーン』(2013年)をご紹介します。
感情を学んでいくアンドロイドとアンドロイドを軍事的に利用したい国との攻防を軸に展開していくSF映画です。
この記事を読んで興味が湧いたら是非ご覧になって下さい。
ネタバレはしていませんから安心して最後まで読んで下さいね。
ザ・マシーン
- ジャンル:SF / アクション
- 受賞:第21回レインダンス映画祭最優秀英国作品賞
- 監督:カラドッグ・ジェイムズ
- 脚本:カラドッグ・ジェイムズ
- 出演:トビー・スティーヴンス / ケイティ・ロッツ / デニス・ローソン
- 上映時間:90分
- 公開年:2013年
あらすじ
盛り上がりに欠けるが意外と悪くない
SFとしては特に目新しい感じもなく淡々と進んでいく映画でした。
低予算だけどしっかり作ろうという意志が感じられたので、ストーリーや演出は凡庸ですが取り合えず最後まで見てみようかなという気になれましたね。
ただ真面目に作ろうとし過ぎたのか無難な仕上がりになっているのが惜しいと思います。
AIに感情が芽生えるかどうかというSFとしては古典的なテーマに挑むのですからもっと冒険してもよかったような。
結局ラストまで一定のリズムで進んでいってスッと終わるという感じの作品になってしまっているような気がしました。
アクションシーンは中々キレがあってよかったと思いますしCGも違和感なく見ることが出来るので、意外と最後まですんなりいけましたね。
AIに感情が芽生えるか
AIに感情が芽生えるのか否かというテーマはSFでは永遠の課題でしたが、現実で解明されるのはいつになるのでしょうかね。
この作品でAI同士が人間には分からない言語で会話しだすシーンがあったのですが、いつだったかAI同士で会話させていたら人間が理解できない言語で会話していたというようなニュースを見たので、まさに現実であった話だと思い感心してしまいました。
ただそれは現実の方ではおそらく効率の問題なのでしょうが、映画内では人間に聞かれたくない話をするためにしていたように見えました。
ここで問題なのはそれは感情の問題なのか論理的に考えた結果なのかという所です。
AIの行動がどういった基準で動いているかは外見上からは判断が難しく、感情的な行動もプログラムに従っていただけということもある訳です。
ここから先は「行動的ゾンビ」「哲学的ゾンビ」という話になってくるので難しいのですが、結局「人間とアンドロイドは何が違うのか?」というフィリップ・K・ディックが『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』で投げかけた疑問に帰結するのだと思います。
いつか答えが出る時が来るのでしょうか。
SF好きとしては生きている間に何とか知りたいものですね。
まとめ
近未来を舞台に人間の感情を学んでいくアンドロイドとそれを軍事転用したい国との攻防を軸に展開していくSF映画です。
AIには感情があるのかというAIをテーマにしたSFには欠かせない問いかけが全編を通してされており、少々退屈なストーリーにもかかわらず鑑賞後は今後のAI界隈に思いを馳せてしまう、そんな映画です。
興味が湧いた方は是非ご覧になって下さいね。
[code_balloon position=”right” name=”オカ メイコ” text=”エヴァ役のケイティ・ロッツのアクションは見ものヨ” img=”https://namakemonoblog.net/wp-content/uploads/2019/02/e9fd86c92aeeaa5a40384590adaaf6c4.png”]
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