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映画『ゲームメイカー 消えたジグソーパズルと巨大迷路の秘密』あらすじと感想/ボードゲームのような展開

『ゲームメイカー 消えたジグソーパズルと巨大迷路の秘密』アイキャッチ アドベンチャー
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ナマケネコ
ナマケネコ

ボードゲームやりたいけど相手がいない……

皆さんこんにちは。ナマケネコ(@namakeneko)です。

今回は映画『ゲームメイカー 消えたジグソーパズルと巨大迷路の秘密 』(2014年)をご紹介します。

ボードゲームをテーマとしたストーリー、
ボードゲームのようにスピード感のある展開、
ボードゲームのゴールのようなラスト、
というように全てがボードゲームになぞらえて作られている映画です。

今回はそんな『ゲームメイカー 消えたジグソーパズルと巨大迷路の秘密』のあらすじと感想を述べていきます。

ネタバレはしていませんから安心して最後まで読んでくださいね。

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ゲームメイカー 消えたジグソーパズルと巨大迷路の秘密

作品情報
  • 原題:The Games Maker
  • ジャンル:アドベンチャー
  • 原作:パブロ・デ・サンティス『El inventor de juegos』(2003年)
  • 監督:フアン・パブロ・ブスカリーニ
  • 脚本:フアン・パブロ・ブスカリーニ
  • 出演:デヴィッド・マズーズ / ジョセフ・ファインズ / メーガン・シャルパンティエ / エドワード・アズナー
  • 上映時間:112分
  • 公開年:2014年

あらすじ

10歳の少年アイヴァンは、とある会社が主催するボードゲームのコンテストにアイディアを送り続け、優勝する。しかし送られてきた賞品はタトゥーシール一枚だけであった。その後両親が気球レースに参加するが行方不明になり、アイヴァンは寄宿学校に入れられてしまう。その学校がアイヴァンが優勝したコンテストを主催していた会社と関係があることがわかりその学校を抜け出そうとするが……。

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原作は世界的ベストセラーらしい

原作はパブロ・デ・サンティスの世界的ベストセラー小説『El inventor de juegos』です。

日本では出版されていないみたいです。

アルゼンチンの作家らしいので、
世界的ベストセラーになっても日本語に訳すのは色々難しいのかな。

ジュマンジみたいな映画ではない

何となく「ボードゲーム」とサブタイトルの「消えたジグソーパズルと巨大迷路の秘密」などから、
『ジュマンジ』みたいにボードゲームが世界に影響を及ぼしたり、
ボードゲームの世界に入り込んだりする映画かなと思いませんでしたか?

もしそう思ってこの映画を見たら、
期待外れで少々がっかりする方もいると思います。

あくまでも現実世界なんだけど、
非現実的な設定だったり展開だったりでファンタジーっぽいっていうだけなんです。

この映画は少年が現実世界で家族のために頑張るアドベンチャー映画です。

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設定や雰囲気はいいけど

うーんいまいちかなぁ……というのが正直なところです。

オープニングや設定は良かったんですよ。

有名ゲームメイカー、アイヴァン・ドラゴの大ヒット作はどのように生まれたのか……というようなオープニングから、
少年時代にスポットを当てて大ヒットゲームの誕生秘話を見せていくという展開はいいんです。

ボードゲームのように色々なイベントが起こるストーリーや、
終盤に出てくるゲーム会社の『不思議の国のアリス』や『チャーリーとチョコレート工場』のような不気味さもいいんです。

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物語の目的がよく分からない

ただそういった世界観はいいんですけど、
如何せん納得出来ないというか理解出来ない部分がありまして。

『ラビリンス 4つの暗号とトランプ迷宮の秘密』のあらすじと感想で思ったこととほぼ同じなんですけど、
結局黒幕の男はどうしたかったのかがあまりよくわかりませんでした。

語られていないわけではなく、
『ラビリンス……』よりもしっかりと映画内で語られているんです。

ジグソーパズルのせいで云々、だから主人公を主役にしたテーマパーク云々、と語られるんですけど、
現実的じゃないと言いますか、いやそれやったところでさぁ……というような感想しか出てこないと言いますか。

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ファンタジーじゃないのにファンタジーっぽい

恐らくですけどこの映画はファンタジーではなくて現実の話だと思うんです。

序盤は現実的な物語なのに中盤から徐々にファンタジーっぽくなっていくので少し混乱しますが
話の内容から察するに現実のはずです。

いっそのことファンタジー映画であれば問題なかったんです。

現実世界の物語だから黒幕の最終的な目的は無理があるような……て思っちゃいましたね。

それとも原作はファンタジーなのかな?

無理に改変したからこうなっちゃったんじゃないかと思ってしまいました。

面白くなりそうな要素はたくさんあったので少しもったいない作品だったかなと思います。

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まとめ

ボードゲームをストーリーに組み込むのはいいですね。

ボードゲームには『ジュマンジ』のようにハチャメチャになる要素を含んでいるので、
ストーリーがどうなるのか楽しみですから。

ただ現実世界を舞台にして組み込んでいくなら設定をしっかりしないと、
結局どっちつかずになっちゃうと思うんですよね。

原作は児童文学らしいのでそもそも単純なアドベンチャーを楽しむのが主なのかな。

ボードゲームのように次はどうなるんだろうというワクワク感があり、
単純なアドベンチャー映画としてならそれなりに面白かったので、
もし見るならあまり考えないで見るのがおすすめです。

興味が湧いた方は是非ご覧になって下さいね。

オカ メイコ
オカ メイコ

面白くなるポテンシャルは秘めているワ

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本作品の配信情報は2021年6月13日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況については各動画配信サービス(VOD)のホームページもしくはアプリをご確認ください。

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