[code_balloon position=”right” name=”オカ メイコ” text=”ホラーが主体じゃないわよ” img=”https://namakemonoblog.net/wp-content/uploads/2019/02/e9fd86c92aeeaa5a40384590adaaf6c4.png”]
皆さんこんにちは。ナマケネコ(@neko_namake)です。
今回は映画『デビルズ・バックボーン』(2001年)をご紹介します。
1930年代のスペイン内戦中の孤児院が舞台のホラー映画です。
と言うよりホラー要素があるヒューマンドラマという方が正しいかもしれません。
ストーリーの重要な場面で少年の幽霊が出てくるというだけなので、ホラーが苦手な方でも楽しめると思います。
気になったら是非見てみて下さい。
ネタバレはしていませんから最後まで安心して読んで下さいね。
デビルズ・バックボーン
- 受賞:アムステルダム・ファンタスティック映画祭
- 出演:フェルナンド・ティエルブ / エドゥアルド・ノリエガ / マリサ・パレデス / フェデリコ・ルッピ / イレーネ・ビセド
- 監督:ギレルモ・デル・トロ
- 公開年:2001年
あらすじ
感想
[code_balloon position=”left” name=”ナマケネコ” text=”少し悲しいお話” img=”https://namakemonoblog.net/wp-content/uploads/2019/02/862d4e260768701227ee4afb645e92fe.png”]
名前からしてホラー感が強そうですよね。
ですがこれはホラーじゃないです。
ホラーを期待して見ていたので若干肩透かしを食らったのですが、それなりに面白かったです。
簡単に言えば少年たちが明日を生きるために現実と向き合っていくお話です。
タイトルの「デビルズ・バックボーン(悪魔の背骨)」というのは二分脊椎症で生まれてきた胎児の背骨の事を指すらしいです。
劇中でもこのデビルズ・バックボーンの胎児のラム酒漬けが出てきますが、そこでこれは悪魔というファンタジーではなく現実だというような話があります。
つまりそれをタイトルに使用しているという事は、先述の通りこれは現実を描いた作品なんだ、という事を示しているのではないでしょうか。
視聴者に向けてなのか劇中の少年たちの境遇に対してなのかは分かりませんが、そういったニュアンスが含まれている様な気がします。
若干のホラー要素はありますが、美しく叙情的な映像と内戦中の孤児院の悲哀が入り混じった、静かで寂しい映画です。
鑑賞後に少年たちのその後に思いを馳せてしまうような、そんな映画です。
まとめ
名前やあらすじで損をしているような気がする映画ですね。
少しでもホラー要素があるとダメ、というレベルじゃないならホラーが苦手な方でも楽しめると思いますので、少しでも気になったなら是非見てほしいです。
ギレルモ・デル・トロが監督した作品には、この映画と同じスペイン内戦を舞台にした『パンズ・ラビリンス』もありますから、見比べてみるのもいいと思います。
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