設定を上手く活かしきれなかった印象
皆さんこんにちは。ナマケネコ（@neko_namake）です。
今回は映画『アサイラム・バスターズ』（2015年）をご紹介します。
廃病院の解体のために調査に来たチームが何者かに襲われる恐怖を描いたサスペンス・スリラーです。
ノルウェーのホラー映画で雰囲気はいい作品です。
この記事を読んで興味が湧いたら是非ご覧になって下さい。
ネタバレはしていませんから安心して最後まで読んで下さいね。
アサイラム・バスターズ
あらすじ
廃病院の解体工事のために調査に来たリーヴェたちは設計図に書かれていない地下フロアを発見する。怪しげな管理人も現れる中調査を進めていくが、不可解な出来事が起こり次々と仲間が消えていく。残された者は何が起こっているのか分からない状態のまま脱出方法を模索していくが……。
原題は”Villmark 2″
廃病院の解体のために調査に訪れたチームに恐怖が訪れるサスペンス・スリラーです。
原題から分かるようにこれは2作目らしいのですが、
1作目とはあまり関係がないようですね。
ですのでこの作品単体だけで楽しめます。
というより1作目はローカライズされていないような気がします。
1作目の方が評価が高いようなので機会があれば見てみたいですね。
散らかっていった印象
序盤は廃病院にやってきた目的などを説明していてその通りに行動しているのですが、
中盤以降は話が散らかってしまって結局何だったのか分からないまま終わってしまったなという印象でした。
ホラーにしたいのかサスペンスにしたいのかスリラーにしたいのか、
どれも中途半端で映画の目的が曖昧だったように思います。
設定は悪くなかったので脚本がしっかりしていたらそれなりに面白い作品になっていたような気がしますので残念です。
プロの業者のはずなのに
あと気になったのがアスベスト云々言っていたわりに何かあるとすぐマスク外したり手袋外して素手で作業したりとプロの業者設定なのにお粗末過ぎやしませんかねと。
しかもリーダーのいう事を聞かず自分勝手に行動する者までいて仕事なのに大丈夫なのかなと気になってしまいました。
それも演出の一部なのかもしれませんがあまりそれが活かされていたとは思えませんので、
その辺はしっかりしてくれた方がもう少し純粋に楽しめたと思います。
襲われているのに連携もとらず助けも呼ばないなどの不可思議な行動が多く、
唐突に出てくるホラー要素も脈絡がなかったりするので怖いというより混乱してしまう映画でした。
ちなみに「アサイラム」には色々意味がありますが、
今回の場合は「保護施設」とか「精神科病院」という意味ですね。
Google翻訳によると「villmark」はノルウェー語で「荒野」という意味だそうです。
まとめ
廃病院の解体の調査に来たチームが恐怖に襲われるサスペンス・スリラーです。
前半はゆったりとした展開で進みますが後半は怒涛の展開となり主人公たちを襲います。
珍しいノルウェーのホラー映画なので、
興味がある方は是非ご覧になって下さい。
雰囲気はよかったと思うワ
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本作品の配信情報は2021年6月12日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況については各動画配信サービス（VOD）のホームページもしくはアプリをご確認ください。
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