オススメのSFだよ
皆さんこんにちは。ナマケネコ(@neko_namake)です。
今回は映画『ギャラクシー・クエスト』(1999年)をご紹介します。
SFドラマに出演したら本物のドキュメンタリー作品だと勘違いした異星人に宇宙戦争に連れていかれるというSFコメディです。
『エイリアン』でエレン・リプリー役を演じているシガニー・ウィーバーや、
『ハリー・ポッター』でセブルス・スネイプ役を演じているアラン・リックマンなども出ています。
この記事を読んで興味が湧いたら是非ご覧になって下さい。
ネタバレはしていませんから安心して最後まで読んで下さいね。
ギャラクシー・クエスト
あらすじ
放送から20年が経つも今なお熱狂的なファンがいるSFドラマ『ギャラクシー・クエスト』。しかし出演者たちはドラマ内のキャラクターとは違い現実でのチームワークはバラバラであった。そんなある日『ギャラクシー・クエスト』のイベントが開かれ、出演者たちはイベントでファンと交流していた。そこへ奇妙な格好をした4人組が現れ艦長役のジェイソンに「自分たちの星を守って欲しい」と告げる。熱狂的なファンによる冗談だと思ったジェイソンは引き受けてしまうが、実は『ギャラクシー・クエスト』をドキュメンタリー番組だと勘違いした異星人が地球に助けを求めてきたのであった。異星人との戦いを余儀なくされたジェイソンに巻き込まれる形で他の出演者たちも戦いに身を投じていくことになる。
ドキュメンタリー作品もあります
『諦めるな:新しいギャラクシー・クエスト・ドキュメンタリー』というドキュメンタリー作品も製作されています。
製作時の裏話だけでなくキャストのインタビューも行っているので、気になる方は是非ご覧になって下さいね。
『スタートレック』を知らなくても楽しめます
これは面白かったですね。
地球で放送されていたSFドラマを実際のドキュメンタリー映像だと勘違いした異星人が、
ドラマに出演している役者に助けを求めに来るという所から始まるSFコメディです。
『スタートレック』のパロディ満載ということなのですが、
実は私『スタートレック』はまだ見ていなくて、
知っている事と言えばキャラクターや固有名詞ぐらいなんですよね。
だからこの映画はパロディとして見たのではなく一本の独立した映画として見たのですが、
「オススメのSFは?」と聞かれたらこの映画を挙げてもいいと思えるぐらい面白い映画でした。
序盤の何となくのんびりとしたヒューマンドラマが始まるのかと思わせてからの終盤まで一気に走り抜けるような構成は見事で、
退屈になる瞬間が一度もなく最後まで楽しめる上質なエンターテインメント映画だと言えると思います。
日常、非日常、そして日常
日常から非日常へ、そして非日常の中の(かつての)日常によって物語が進んでいくといった構造は上手さがあり、
コメディでありながらちゃんとしたSFになっているのはこういった所がしっかりしているからだと思います。
例えば一般人である主人公たちに宇宙船の操作が出来るのかといった問題。
これに対してはドラマに出てくる宇宙船を完全に再現したから何も分からないはずの主人公たちでも操作出来るでしょ、
という強引ながらも説得力のある設定で納得させられてしまいます。
実際に主人公たちは非日常である宇宙船の中にいるにもかかわらず、
かつての日常であったドラマと同じように、
言ってしまえば「演技」することによって非日常を日常に切り替え困難を潜り抜けていきます。
そもそもそんな宇宙船を造れるぐらいなら自分たちで何とか出来るのでは? という突っ込みは置いておいて……。
突っ込みどころと納得出来る部分を半々ぐらいにするといいバランスになるんだなぁという見本のような映画です。
まとめ
SFドラマに出演したら本当に宇宙に連れていかれちゃったというSFコメディ映画です。
多くの人の期待をいい意味で裏切るようなレベルのしっかりとしたSFになっています。
オススメのSF映画なので興味がある方は是非ご覧になって下さいね。
異星人のコミカルな演技もいい味出してるわヨ
動画配信サービス(VOD)で見るならこちら
本作品の配信情報は2021年5月22日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況については各動画配信サービス(VOD)のホームページもしくはアプリをご確認ください。
動画配信サービス(VOD)で『ギャラクシー・クエスト』をご覧になりたい方はこちらから選んで下さい。
無料トライアルを利用してお得に映画を楽しみましょう!
コメント