命について考えちゃう映画だよ
皆さんこんにちは。ナマケネコ(@neko_namake)です。
今回は映画『コクーン』(1985年)をご紹介します。
異星人と老人が交流するSFファンタジーです。
自分が死を意識する年齢になった時、
この老人たちに共感するのかそれとも反発するのか、
鑑賞後に少し考えてしまう映画です。
この記事を読んで興味が湧いたら是非ご覧になって下さい。
ネタバレはしていませんから安心して最後まで読んで下さいね。
コクーン
あらすじ
フロリダの老人ホームに住むアート、ベン、ジョーの3人は、近くにある空き家に忍び込みこっそりプールで泳ぐことを楽しみにしていた。しかしある日ウォルターという男が現れ仲間たちと共に空き家を借りていってしまう。ウォルターたちは貸し船の船長ジャックを雇い、海中から謎の物体を次々引き揚げていた。ウォルターたちを不審がるジャックだったが偶然から正体を知ってしまう。ウォルターたちは宇宙人であり、ジャックに仕事を手伝って欲しいと伝える。ジャックはウォルター一味のキティに惹かれており、手伝う事を約束する。そんな中アートたちはウォルターたちが留守の時に家に忍び込みプールで泳ぎ出すが、プールには謎の物体が沈んでいた。そのプールで泳ぐことでアートたちは活力を取り戻していく。
ハートフルなだけじゃない
異星人との交流を描いたハートフルSFファンタジーです。
異星人との交流に老いや病気などの命に対するテーマも取り入れていて上手くストーリーを作っています。
自分ならどうするかなと考えてしまう内容でしたね。
もっと規模が大きくなってもいい話だったのですが、
宇宙人たちと老人たち以外はストーリーに関わって来ず、
少し世界が狭いかなと感じました。
理知的な異星人
異星人が理知的で友好的に描かれているので本来なら敵対すべきことが起こっても、
異星人側は人間に対して冷静に接することを止めません。
それまでに人間の醜さや浅ましさを描いているので、
人間と異星人の欲望に対する意識の違いが対比構造になっていてより際立ちます。
異星人との交流をハートフルに描いているだけではなく、
人間の本質に迫る問題にも触れているので、
意外と鑑賞後に考えてしまう映画でした。
主役の老人たちだけじゃなく異星人のキャラもいい
往年の名優たちが死を意識した老人を演じています。
アカデミー賞助演男優賞を受賞したドン・アメチーだけじゃなく、
ウィルフォード・ブリムリーやヒューム・クローニンなどもベテランと呼ぶにふさわしい演技だったと思います。
ちなみにヒューム・クローニンは夫婦役で出演していたジェシカ・タンディとは実際も夫婦だったようですね。
この3人の演技もさることながら異星人のキャラクターも上手く演じられていたと思います。
異星人のリーダー役のブライアン・デネヒーは見た瞬間にリーダーと分かるぐらい適役だったと思います。
体が大きいというのもあるのでしょうが、
理性的で理知的な姿はまさにリーダーと呼べるたたずまいでした。
それに異星人の1人でキティ役のターニー・ウェルチがスタイルも良く綺麗でしたね。
『ミクロの決死圏』に出演していたラクエル・ウェルチの娘さんだそうです。
最近は映画に出ていませんけど引退したのでしょうか。
まとめ
異星人と死について向き合う老人との交流を描いたSFファンタジーです。
単純な異星人コンタクト映画になっていないのはやはり老い先短い老人をメインに据えているからで、
鑑賞後に命について考えるきっかけになる作品だと思います。
複雑な内容ではなく気軽に見ることが出来ますので、
気になる方は是非ご覧になって下さい。
ターニー・ウェルチが綺麗で羨ましいワ
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本作品の配信情報は2021年5月25日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況については各動画配信サービス(VOD)のホームページもしくはアプリをご確認ください。
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