映画『渚にて』の感想とあらすじ・静かで美しい終末ものSFの代表作

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皆さんこんにちは。ナマケネコです。

今回は映画『渚にて』(1959年)をご紹介します。

核戦争後の人類が滅亡していくまでの様子を美しく描いた映画です。

リアルさはありませんけど終末ものSFを見てみたい方はおすすめですよ。

ネタバレはしていませんので安心して最後まで読んでくださいね。

渚にて

  • 受賞:第17回ゴールデングローブ賞作曲賞 / 第14回英国アカデミー賞監督賞 / 第11回ブルーリボン賞外国作品賞
  • 原作:ネビル・シュート『渚にて』(1957年)
  • 出演:グレゴリー・ペック / エヴァ・ガードナー / フレッド・アステア / アンソニー・パーキンス
  • 監督:スタンリー・クレイマー
  • 公開年:1959年

あらすじ

1964年に第三次世界大戦が勃発し、核爆弾による放射能汚染で北半球は壊滅状態となる。原子力潜水艦に乗っていて難を逃れたアメリカ軍の艦長タワーズは、オーストラリアのメルボルンに入港するが、放射能汚染は南半球にも迫っていた。任務のため北半球の調査に向かったタワーズたちだったが、そこへ人類がいないはずのサンディエゴから解読不能なモールス信号が届く。果たして生き残った人類はいるのか。希望を胸にタワーズはサンディエゴへ向かう……。

原作はネビル・シュートの同名小説

原作はネビル・シュートの同名小説『渚にて』(1957年)です。

映画は原作を改変したことでネビル・シュートからは嫌われていたそうです。

感想

とても静かな戦争映画です。

戦争映画といっても戦車や軍隊が出てきて戦争する映画ではありません。

戦争の後遺症を描いているという意味での戦争映画です。

いわゆる終末ものにあたりますね。

数ヶ月後に迫っている自分たちの死。

人々はあまり取り乱さず、淡々と生活していく様子が描かれています。

住民がいなくなった街を映すシーンでは、路上に死体が横たわっているというようなこともなく、ただ無機物がそこにあるだけです。

人類が滅亡した後に残るものだけが映されています。

戦争の虚しさが伝わってくる美しくも悲しい映像です。

そしてラストに映る“THERE IS STILL TIME..BROTHER”

時代を考えると第三次世界大戦が起こらないようにというメッセージかな。

やっぱり戦争なんてしたくないよね。

まとめ

確実に迫りくる死へのカウントダウン。

劇中では多くの人が受け入れているようにも見えます。

自暴自棄にもならず淡々と生活していく人々。

暴動なども起こらず徹底的に争いは排除している映像。

人間として最期まで美しく生きていこうとする意志を表現したかったようにも見えます。

静かで美しい終末映画です。

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