
自分だったらどうするかな
皆さんこんにちは。ナマケネコ(@neko_namake)です。
今回は映画『コクーン2 遥かなる地球』(1988年)をご紹介します。
キャストもそのままに前作から5年後が舞台のSFファンタジーです。
老人たちそれぞれにドラマがあり様々な結末が待ち受けています。
この記事を読んで興味が湧いたら是非ご覧になって下さい。
ネタバレはしていませんから安心して最後まで読んで下さいね。
コクーン2 遥かなる地球
あらすじ
アートたちがアンタレス星へ旅立ってから5年。海底に沈んだままのキティたちの仲間を助けるために彼らは再び地球に戻ってきた。キティは以前助けてもらったジャックに再度助けてもらい、海底に沈んでいるコクーンを回収していく。しかしキティたちが全てを回収する前に海洋研究所に1体回収されてしまう。研究所のサラは回収したコクーンの中にいた異星人と簡単ながらもコミュニケーションをとることに成功する。一方5年ぶりの地球に帰ってきたアートたちは、久しぶりの地球を謳歌する。アンタレス星に帰る時間が迫る中、それぞれの命に対する価値観に変化が訪れる。
前作から5年後が舞台
※完全な続編なのでまだ前作の『コクーン』をご覧になっていない方は、ネタバレになる前にまず先に『コクーン』をご覧になって下さいね。
老人と異星人との交流を描いた『コクーン』(1985年)の続編です。
前作から5年後が舞台でキャストもそのまま続投しています。
タイトルから前回のラストで旅立っていった星での話かと思っていたのですが、全くアンタレス星での描写はなく、最初から最後まで地球での話でした。
前作よりも少しだけ異星人に関わる人たちが増えていますが、基本はほとんど変わらず老人たちの話がメインです。
前作のコンセプトを踏襲していて、SF要素はきっかけ程度でそれに関わる人間たちのドラマをしっかり作っています。
不老不死の星から老いも死もある地球に帰ってきて再び生活する中で、一人一人にスポットが当たりドラマがあります。
前作はお爺さんたちが話の中心でしたが、今作はお婆さんたちにもそれぞれドラマがあり、個人の話より夫婦間の話が多くなっていてそのまま結末にも影響を与えています。
数日間しか地球で生活しないのですが、その数日間で主人公たちの命に関する出来事が次々と起こります。
前作よりもダイレクトに生老病死について描いていて、結末もバリエーションに富んでいます。
研究所の設定が少し残念
もう一方の異星人サイドのストーリーですが、ちょっと設定がお粗末な気がします。
研究所に捕らわれた異星人をどうするかというのが異星人側のストーリーですが、その研究所に関しては少々残念でした。
未知なる知的生物を管理するにしてはセキュリティも甘すぎるし、世紀の大発見レベルとは思えないリアクションでした。
セキュリティに関しては当時はあのぐらいが限界だったのでしょうか。
もう少しリアリティのある感じにしても良かったかなと思いますが、コートニー・コックスがいい役を演じていたので良しとしましょう。
これは前作で確立した世界観があるからこその作品で、続編ということもありますが前作とあわせて見るべき映画だと思います。
単体で評価するのではなく2本あわせて前後編のように楽しむのがオススメです。
まとめ
前作で宇宙に旅立った老人たちが再び地球に帰ってきて人生を見つめ直すSFファンタジーです。
それぞれの人生観による結末が描かれていて、生老病死について考えてしまう映画です。
相変わらずターニー・ウェルチが綺麗なのですが、コートニー・コックスも綺麗で素敵で羨ましいですね。
是非前作とあわせてご覧になって下さい。

SF要素は少なめヨ
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本作品の配信情報は2020年12月8日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況については各動画配信サービス(VOD)のホームページもしくはアプリをご確認ください。
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