
やっぱりオードリー・ヘプバーンはキレイだなぁ
皆さんこんにちは。ナマケネコ(@neko_namake)です。
今回は映画『マイヤーリング』(1957年)をご紹介します。
実際にあったマイヤーリング事件を基に、当時夫婦だったオードリー・ヘプバーンとメル・ファーラーが恋人役を演じているロマンス映画です。
この記事を読んで興味が湧いたら是非ご覧になって下さい。
ネタバレはしていませんから安心して最後まで読んで下さいね。
マイヤーリング
あらすじ
オーストリア=ハンガリー帝国の皇太子ルドルフは、父であるフランツ・ヨーゼフ1世が決めた相手との望まぬ結婚をさせられる。ルドルフは結婚生活に不満を募らせ派手に遊ぶようになり、多くの女性との噂が絶える事がなくなっていた。そんなある日公園で男爵令嬢マリーと運命的な出会いを果たす。マリーもルドルフに恋心を抱き、2人は人目を忍んで逢瀬を繰り返す。しかしルドルフの父フランツ・ヨーゼフ1世は2人の仲を引き裂こうとしていた。
原作はクロード・アネの『うたかたの恋』
原作はクロード・アネの『うたかたの恋』です。
現在は絶版となっており中々手に入れる事が難しい作品となっていますが、AmazonのAudible(オーディブル)で朗読として聴くことが出来ます。
Audibleとは本の朗読を聴いて楽しむサービスです。
有名な声優や俳優を起用している作品もあり、通勤時間や寝る前に楽しめるサービスとして人気です。
無料期間もありますので気になる方は公式サイトをチェックしてみて下さい。
元々『うたかたの恋』は1889年に起きた「マイヤーリング事件」を基にしているのですが、「マイヤーリング事件」自体が完全に解明されている訳ではなくいまだに謎に包まれた部分があります。
新資料を基に謎に迫ったノンフィクション作品として評価が高い『「うたかたの恋」の真実』も映画と併せて楽しんで下さい。
バレエや宝塚などでも人気
『マノン』や『ロミオとジュリエット』などの振付で有名なケネス・マクミランの代表作として、ロイヤル・バレエ団のレパートリーとしてよく再演されているようです。
宝塚でも何度か再演されている作品のようですね。
映画や小説以外の媒体で『マイヤーリング』を楽しみたい方は是非ご覧になって下さいね。
生放送されたテレビ映画
劇場用の映画ではなくテレビ映画として生放送で放送されたそうです。
何となく演劇っぽいなと思っていたので納得。
リアルタイムで演技をしてテレビで流すというのは今ではあまり考えられないですよね。
現代でも見てみたい手法です。
マイヤーリング事件を知るにはいい作品
実際に起こったマイヤーリング事件を基にしているメロドラマです。
生放送ということで時間的・脚本的な制約があったのは想像に難くないですが、少々駆け足気味だったような気もします。
マイヤーリング事件の概要だけをなぞったようなストーリーで、良く言えばシンプルで分かりやすい、悪く言えば表面的で深みがない、そんなドラマになっていると思います。
ですがそこまで悪い作品ではありません。
ストーリーに深みがないとは思いますが展開に必要十分な心理描写はありますし、歴史的な事件を知る上でストーリーが分かりやすいというのはプラス要素だと思います。
それに映画と同じようにカット割りも多くあり、多くの人が生放送だったとは気づかないクオリティに仕上がっています。
マイヤーリング事件を知る取っ掛かりにはちょうどいい作品だと思います。
まとめ
実際にあったマイヤーリング事件を基に、当時夫婦だったオードリー・ヘプバーンとメル・ファーラーが恋人を演じているロマンス映画です。
生放送が映っているブラウン管の映像を撮影するという方法で保存された作品です。
歴史的な事件であるマイヤーリング事件を知るには丁度いい作品だと思いますので、興味がある方は是非ご覧になって下さいね。

「マイヤーリング事件」の入門編てところネ
動画配信サービス(VOD)で見るならこちら
2020年12月現在では配信している動画配信サービス(VOD)は無いようですので、DVDやBlu-rayを購入するかレンタルで楽しんで下さい。 配信情報を見つけ次第更新する予定ですが、もし配信しているサイトをご存知の方がいらっしゃいましたら是非コメントで教えて下さいね。
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