アフリカのゾンビは強そう
皆さんこんにちは。ナマケネコ(@neko_namake)です。
今回は映画『ラスト・オブ・ザ・デッド』(2015年)をご紹介します。
虫垂炎の手術のための麻酔から目覚めたら周りにはゾンビが蔓延っていたという南アフリカのゾンビ映画です。
身体能力の高さから来るゾンビの行動はイメージよりも勢いがあります。
この記事を読んで興味が湧いたら是非ご覧になって下さい。
ネタバレはしていませんから安心して最後まで読んで下さいね。
ラスト・オブ・ザ・デッド
あらすじ
アフリカの病院で虫垂炎の手術を受けていたアメリカ人のヘンリーは麻酔が切れ目を覚ますも、あたりは暗闇で誰もいなかった。周りで異音がする中何者かに襲われるが、医者のサネットに救われ病院を脱出する。途中で地元民のシセコとヴィンセントを仲間に加えるが、二人の話によると未知のウィルスにより地域一帯が避難しているということであった。助けを求めるためにハーベルという町を目指す一行だったが、ヘンリーには三人に隠している別の考えがあった。果たして四人は無事に脱出出来るのか。
虫垂炎という珍しい設定だったけど……
ゾンビ映画ですがゾンビパニックというより黒人と白人が一緒に行動するうちに変化する人間関係を描いたヒューマンドラマの側面が強い気がします。
ストーリーは基本的といいますか特に捻った展開がある訳ではありませんが、
虫垂炎の手術を控えた患者が主役なのは珍しい設定で良かったです。
ただその設定があまり活かされたとは思えませんでしたが……。
早々に病院を抜け出して逃避行を始めますが、
虫垂炎の設定を活かした病院でのシークエンスがもっとあれば良かったかなと思います。
アフリカの地域性を活かした映画
あとは主人公サイドの描写しかなく感染状況があやふやなので、
感染がどこまで拡がっているのかといった危機感があまり感じられませんでした。
町や村などの基礎自治体間が広く、
移動中に情報を得る機会がほとんどないので、
物資やインフラが整っていないアフリカならではのストーリーになっている気がします。
そういった意味ではアフリカを舞台にしたこのゾンビ映画は、
ゾンビパニックとして見ると突っ込みどころは多くありますが、
地域性を考慮して真面目に想像力を働かせて作られた作品と言ってもいいかもしれません。
まとめ
麻酔から目覚めたら周りがゾンビになっていたという南アフリカ発のゾンビ映画です。
身体能力の高さを活かしたゾンビは中々よかったのですが、
ストーリーは単純でホラー要素はゾンビが出てくるということ以外あまりなく、
ホラーが苦手という方でも楽しめるヒューマンドラマ寄りの作品になっています。
興味が湧いた方は是非ご覧になって下さいね。
ゾンビが出るけど怖い映画ではないワ
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本作品の配信情報は2021年6月9日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況については各動画配信サービス(VOD)のホームページもしくはアプリをご確認ください。
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