ミュージカル映画を見たことがない人にもオススメだよ
皆さんこんにちは。ナマケネコ(@neko_namake)です。
今回は映画『巴里のアメリカ人』(1951年)をご紹介します。
ジーン・ケリーの華麗なダンスと朗らかな歌声は見るものを魅了します。
映画史に残るラストのダンスシーンも必見ですね。
この記事を読んで興味が湧いたら是非ご覧になって下さい。
ネタバレはしていませんから安心して最後まで読んで下さいね。
巴里のアメリカ人
あらすじ
パリに住むアメリカ人ジェリーは画家になる夢を持っていたが、彼の絵はパリではあまり受けが良くなかった。ある日お金持ちの婦人ミロに気に入られたジェリーは、彼女と一緒に行ったキャバレーで可愛らしい女性リズに出会う。翌日からリズと連絡を取り合いお互い愛し合うように。ところがリズはジェリーの友人であるアンリの婚約者であることを隠していた……。
まるで劇場でミュージカルを見ているかのよう
初めてミュージカル映画を見たのですが、思っていたより面白かったです。
始めのうちは歌い出すたびにやっぱり苦手かも……と思いながら見ていたのですが、
中盤からは慣れてきたのか歌と踊りが始まってもあまり気にならず映画そのものに集中することが出来るようになりました。
と言うのも、ジーン・ケリーのキレのあるダンスが見ていて小気味よく、
それによって視聴を続けることに抵抗がなくなっていったような感じがしました。
ミュージカルとは如何に違和感なくシームレスに歌と踊りに入れるかがポイントなのかなと思えるほど、
スムーズに演技から歌と踊りパートに移行していたのが印象的でしたね。
舞台上のミュージカルを撮影したかのような奥行きのない映像によって、
逆に舞台を見ているかのような感覚になったのは狙った効果だったのでしょうか。
ラストは一見の価値あり
何と言っても驚きはラストの15分以上あるダンスシーンですね。
セットが次々と目まぐるしく入れ替わり、
鮮やかで華々しいダンスが披露されています。
正直こういう唐突に踊り出すシーンがミュージカルの良く分からない所なのですが、
この部分に関して言えば単純に視覚的に楽しめたので、
確かに少し長いかなとは思いますが一見の価値はあると思います。
当時の状況から推察するにアメリカ人が芸術の街パリで芸術に生きようとすることにおそらく複雑な感情が絡み合う背景があるのでしょうが、
そういったことはあまり気にせず娯楽映画として楽しむことが正解の映画な気がします。
まとめ
ジーン・ケリーの軽やかなダンスと爽やかな存在感に目を奪われるミュージカル映画です。
ミュージカル映画を見たことがない方でも楽しめるので、
初めてのミュージカル映画として最適な作品だと思います。
興味が湧いた方は是非ご覧になって下さい。
子供と歌うシーンでミスをした子供のカバーをするジーン・ケリーに注目ヨ!
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本作品の配信情報は2021年5月18日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況については各動画配信サービス(VOD)のホームページもしくはアプリをご確認ください。
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