
壮大な「ゲーム」だよ
皆さんこんにちは。ナマケネコ(@neko_namake)です。
今回は映画『ゲーム』(1997年)をご紹介します。
謎の「ゲーム」に巻き込まれた男が組織を壊滅させようと孤軍奮闘するお話です。
どこまでが「ゲーム」でどこまでが「現実」なのか。
この記事を読んで興味が湧いたら是非見てみて下さい。
ネタバレはしていませんから安心して最後まで読んで下さいね。
ゲーム
- 出演:マイケル・ダグラス / ショーン・ペン / デボラ・カーラ・アンガー
- 監督:デヴィッド・フィンチャー
- 公開年:1997年
あらすじ
サンフランシスコに住むニコラスは、父の資産を引き継ぎ実業家として成功していた。妻と離婚してからは孤独な毎日を送っていたが、48歳の誕生日に弟のコンラッドからCRSという会社の紹介状を貰う。コンラッドからCRSについて具体的な説明がなく乗り気じゃなかったニコラスであったが、偶然にもCRSのオフィスを見つけてしまう。オフィスに入り説明を受けるも要領を得ない回答ばかり。帰宅してみると自宅前にピエロの人形があり、テレビのニュースキャスターが自分に話しかけてくる。この日からニコラスの「ゲーム」は始まった。
感想

現実世界の「ゲーム」よ
まず最初に説明しておきますが、この映画はテレビゲームの世界に入り込むというようなお話ではありません。
あくまでも実世界で様々な出来事が起こるだけです。
ハプニングやアトラクションのようなイベントなんかですね。
それが主催者側の仕掛けなのかどうか、というところがこの映画のポイントです。
さて感想ですが、中々面白かったです。
ラストまで気を抜いてはだめですね。
色々と腑に落ちないと言いますか、ちょっと無理があるんじゃないかなと言う所はありますが、それを言ったら映画そのものに対してのクレームと同義ですから気にしないようにしましょう。
主人公たちにマシンガンの弾が当たらない問題と一緒で、それが映画なんです。
そこさえ目を瞑れば全体を通していいサスペンス映画になっていると思います。
主人公と同じ情報量で話が進むので、最後まで主人公と一緒に楽しめます。
黒幕側の視点で実はこんな仕掛けが……という見せ方にはしていません。
ですからこの映画は出来るだけネタバレしない状態で見た方が楽しめると思います。
意外と面白い映画なのでオススメです。
まとめ
スリリングなアクションもあり最後まで楽しませてくれる映画です。
どこまでが「ゲーム」でどこまでが「現実」なのか。
是非一度ご覧になって下さい。

ネタバレ見ちゃう前に見るべきよ!