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あり得るお話だよ
皆さんこんにちは。ナマケネコ(@neko_namake)です。
今回は映画『アンドロメダ…』(1971年)をご紹介します。
衛星が落下したことにより未知の生命体が地球にやってくるパニックSFです。
「アンドロメダ・ストレイン」と名付けられたこの未知の生命体の正体とは一体?
この記事を読んで興味が湧いたら是非見てみて下さい。
ネタバレはしていませんから安心して最後まで読んで下さいね。
アンドロメダ…
あらすじ
ニュー・メキシコの小さな村に人工衛星が落下した。回収にいった陸軍の兵士たちは、村の住人たちが死に絶えているのを発見する。原因を特定するため4人の科学者が集められた。科学者たちは知恵を絞り、血液を一瞬で粉末状にしてしまう「何か」が存在することを突き止める。村の住人が死亡した原因は特定できたが、対応策が見つからない。村の生き残りである老人と赤子の共通点を探っていくが進展のないまま時間が過ぎていく。「アンドロメダ・ストレイン」と名付けられたこの恐ろしい「何か」が地球を覆う前に解決策を見つけなければ人類は滅んでしまう。地球の命運は彼らに委ねられた。
原作はマイケル・クライトンのSF小説
原作はジュラシック・パークの原作者としても有名なマイケル・クライトンのSF小説『アンドロメダ病原体』です。
星雲賞海外長編賞を受賞しているベストセラー小説です。
2008年にはドラマ化も
『アンドロメダ・ストレイン』としてドラマ化もされています。
映画とは全然違うストーリーとなっているので見比べてみると面白いと思います。
レトロフューチャーな設備
ラストに向けて盛り上がっていくので、
130分あっても最後まで楽しめました。
研究設備などのビジュアルはいかにもなレトロフューチャーですが、
逆になぜか未来感があります。
やはりしっかりとしたサイエンス・フィクションだからそう感じるのでしょうね。
現実的で納得出来る結末になっていますし、
全くの荒唐無稽なストーリーではないのがこの映画を名作にしているのだと思います。
人工衛星に微生物が付着しているなんてあり得ない話ではありませんからね。
というよりこれからそういう話が増えてくる可能性の方が高いのではないのかななんていう風にも思います。
序盤・中盤・終盤それぞれに見所がある
それにしてもほとんど研究施設内で科学者たちの行動を見ているだけなのに、
130分も引き込まれたままにさせられるのはお見事です。
序盤は断片的な情報と感染時の恐ろしさを見せる。
中盤に徐々にそれらの謎を解いていきながらもサスペンス要素を取り入れる。
そして終盤にスリル・アクションからの安堵感で締める、
というお手本のような展開なので中弛みがありません。
緩急がとてもうまい映画です。
SFを題材にしたサスペンス映画になっていますので興味がある方は是非ご覧になって下さい。
まとめ
古い映画というだけで避けるのはもったいない映画です。
視覚的に分かりやすい異星人を出さなくても、
接触型SFが描けるという証拠を示した映画だと思います。
密室で起こるサスペンス映画としても面白いので、
興味が湧いた方は是非ご覧になって下さい。
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古いからって見ないのはもったいないわヨ
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本作品の配信情報は2021年5月3日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況については各動画配信サービス(VOD)のホームページもしくはアプリをご確認ください。
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