平八のキャラデザは笑っちゃう
皆さんこんにちは。ナマケネコ(@neko_namake)です。
今回は映画『TEKKEN -鉄拳-』(2009年)をご紹介します。
格闘ゲームの「鉄拳」を原作としたアクション映画です。
有名キャラクターが続々登場します。
この記事を読んで興味が湧いたら是非ご覧になって下さい。
ネタバレはしていませんから安心して最後まで読んで下さいね。
TEKKEN -鉄拳-
あらすじ
巨大な権力を持つTEKKEN財閥が世界を支配していた。スラム街で生きていた風間仁はTEKKEN財閥に母を殺され復讐を誓う。そんな中TEKKEN財閥による世界最強を決める格闘技大会が開催されると知り市民代表として大会に参加することに。並みいる強豪を倒し復讐を果たせる時が来るのか。仁の壮絶な闘いが始まった。
「鉄拳」ファンはがっかりするかも
「鉄拳」のゲームありきの作品かなと思いました。
かといって「鉄拳」が好きな人が楽しめるかというとそうではなく、
名前や設定を利用しただけの二次創作レベルにとどまっているので、
「鉄拳」のファンが納得出来るだけの作品になっているとは言えないのではないでしょうか。
単純に詰め込み過ぎていて全てのエピソードが薄っぺらくなってしまっているのが原因かなと思います。
映画用に既存の作品を再構築するのは全然かまわないと思いますが、
原作との距離感や関係性が大事ですよね。
作品を再構築する際に原作の芯となる部分だけを残すのか、
原作を再現する方向に行くのかといった部分は匙加減が難しく、
そこを間違えるとメディアミックスとしては失敗に終わってしまいます。
違うメディアですし表現の仕方やアプローチ方法が変わるのは当たり前です。
ただストーリーやキャラクターの表面だけをなぞって名前を使っただけの作品になってしまっては単純につまらない作品になってしまうのは火を見るよりも明らかでしょう。
『TEKKEN -鉄拳-』はその辺りの部分で間違ってしまったように思います。
「鉄拳」を意識しなければ面白い作品
ここまでは否定的な感想を述べてしまいましたが、
全く面白くない訳ではありません。
キャラクターもある程度原作のイメージを壊さないように気を遣っているのも分かりますし、
ストーリーも最後まで見ることが出来るだけの面白さはあります。
原作が格闘ゲームですからアクションが一番難しかったとは思いますが、
カット割りや演出などで退屈させないように色々工夫しているのも良かったと思います。
話の展開が唐突過ぎる部分があることを除けばそれなりに面白い映画です。
「鉄拳」であることを意識し過ぎなければ楽しめる映画ですので、
過剰な期待はせずに肩の力を抜いて視聴することをオススメします。
まとめ
有名な格闘ゲームである「鉄拳」を原作としたアクション映画です。
三島平八には少し笑いましたがキャラクターのデザインもそれなりに頑張っています。
90分にまとめるのは難しかったようでストーリーに深みはありませんが、
やりたかったことが分かるぐらいにはしっかり作られていると思います。
過度な期待をせずに見るとちょうどいい作品です。
興味が湧いた方は是非ごらんになって下さいね。
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本作品の配信情報は2021年6月8日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況については各動画配信サービス(VOD)のホームページもしくはアプリをご確認ください。
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