モーガン役のアニャ・テイラー=ジョイのSF感がすごいね
皆さんこんにちは。ナマケネコ(@neko_namake)です。
今回は映画『モーガン プロトタイプL-9』(2016年)をご紹介します。
人工生命体である「モーガン」を巡って争いが起きるSFスリラーです。
リドリー・スコットの息子であるルーク・スコットが監督をしています。
この記事を読んで興味が湧いたら是非ご覧になって下さい。
ネタバレはしていませんから安心して最後まで読んで下さいね。
タイトル
あらすじ
人工生命体である「モーガン」が研究者を襲って怪我をさせる事件が発生した。調査のため本社の危機管理担当のリー・ウェザーズと心理学者のシャピロ博士が派遣されることに。モーガンとの面談に臨んだシャピロ博士だったが、試作品でまだ制御しきれていないモーガンを心理的に追い詰めてしまい、博士は混乱したモーガンに殺されてしまう。リー・ウェザーズはモーガンを殺害することに決めるが、研究所のスタッフたちがモーガンを逃がしてしまう。
惜しい作品
及第点以上ではないかなという印象でした。
設定や雰囲気は良かったのですが展開はありがちで、
ただストーリーを追っていくだけのSFスリラーとなっているのが惜しいです。
物語には盛り上がりの波があると思うのですが、
もう少しで面白くなるという閾値を超えないところでまた静まっていき、
また盛り上がってきても閾値を超えずにまた下がっていくという繰り返しだったと思います。
面白いかどうかのラインが80点だとすると、
盛り上がりのピークが常に70点から75点ぐらいまでしかいかないというような印象でした。
材料はいいけど調味料入れ忘れちゃったという感じでしょうか。
舞台が狭く物語の展開があまり捻られていないのが拍子抜けしたポイントですね。
何も考えずに見ていてもラストは何となく途中で分かってくるレベルだったと思います。
ブレードランナーの縮小版
ただつまらない訳ではなく、
ストーリーはシンプルながらもテーマを持って描かれているし、
アクションもしっかり動きがあって見応えがあります。
SF的テーマとして多くの先人が挑んでいる人造人間と人間との違いを描いていて、
脚本の甘さはあるものの一定の評価は与えられるべきだと思います。
大げさに言うと『ブレードランナー』のレプリカントたちが抱いた葛藤だけに焦点を当て、
限定された空間内での縮小版『ブレードランナー』と言えるかもしれません。
監督が『ブレードランナー』のリドリー・スコットの息子であるルーク・スコットですから、
無意識にも心の奥底にはそういったテーマがあるのかもしれませんね。
まとめ
人工生命体である「モーガン」を巡って繰り広げられるSFスリラーです。
ストーリーはシンプルながらもアクションにはキレがあり、
ケイト・マーラとアニャ・テイラー=ジョイの格闘シーンは美しさも相まって中々見応えがあります。
『ブレードランナー』ぽさもあるSFなので、
興味がある方は是非ご覧になって下さい。
女の人のアクションは素敵ネ
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本作品の配信情報は2021年5月29日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況については各動画配信サービス(VOD)のホームページもしくはアプリをご確認ください。
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