油男は何だったんだろう
皆さんこんにちは。ナマケネコ(@neko_namake)です。
今回は映画『東京トワイライト』(2013年)をご紹介します。
『世にも奇妙な物語』風のオムニバスホラーです。
この記事を読んで興味が湧いたら是非ご覧になって下さい。
ネタバレはしていませんから安心して最後まで読んで下さいね。
東京トワイライト
あらすじ
「第一話 二〇二の女」一人暮らしをするために友人の黒木と引っ越し作業をしていた春山は、隣の二〇二号室に女性が住んでいる事を知る。黒木は何とかお近づきになろうとするが……。
「第二話 弾痕」大金を強奪し逃走中の金城と哲夫は女性を人質にマンションに立てこもるが、その部屋で徐々に変なことが起こり始め……。
「第三話 油男」古いガラス瓶を手に入れた向井が突然現れた全身油まみれの男に追いかけまわされる。
「第四話 最後の一杯」秋野は健康診断の結果が芳しくなく食事療法を行っていた。ある夜偶然知り合った女性に誘われるまま彼女が勤めているバーに入っていくが……。
内容はお粗末
はっきり言ってしまうと全く面白くないです。
全てにおいてクオリティが低く本当にプロが撮ったのかなと疑問に思うレベルです。
唯一見られたのは四話目の「最後の一杯」だけですね。
これもこの中ではまともと言うだけでオチも予想通りだし特筆すべきことは何もありません。
いい所もある
この映画のいい所は各話の内容云々ではなく、
この映画の構造部分ですね。
言ってしまえば『世にも奇妙な物語』と同じで、
ストーリーテラーと言いますか狂言回し的な存在がオムニバス形式の物語の合間に各物語に適した教訓めいたことを述べていくというスタイルは、
一話が短い分見やすく色々なアイディアを楽しめるので結構好きな部類です。
光原伸さんの『アウターゾーン』などが有名ですね。
大きく見れば藤子不二雄Aさんの『笑ゥせぇるすまん』や手塚治虫さんの『火の鳥』なども該当するのでしょうか。
ストーリーテラーがプレイヤーとして登場するかどうかといった違いはありますが、
ジャンル的には同じですね。
オムニバス映画自体は結構あると思うのですが、
こういったタモリ的存在がいるオムニバス映画ももっと増えてほしいです。
その点ではこの映画の中身と言うよりこの作品自体を評価したいですね。
ただあまりにもクオリティが低すぎるのが問題ですが……。
惜しい作品です。
まとめ
オムニバス形式で綴られていく不条理ホラーです。
怖い話は一話目と二話目だけで三話目はコメディ寄りのある意味ホラー、
四話目に関してはホラーと言うより「世にも奇妙な物語」です。
内容は正直オススメ出来るレベルではありませんが、
オムニバス形式の映画が好きな人は是非ご覧になって下さい。
ラストはストーリーテラーの女性の正体が発覚するワ!
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本作品の配信情報は2021年6月5日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況については各動画配信サービス(VOD)のホームページもしくはアプリをご確認ください。
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