映画『グレムリン』あらすじと感想/クリスマスの大騒動！

皆さんこんにちは。ナマケネコ（@neko_namake）です。

今回は映画『グレムリン』（1984年）をご紹介します。

クリスマスを間近に控えたキングストン・フォールズ。

そこに現れたグレムリンたちが巻き起こす大騒動が見どころのモンスターパニック映画です。

この記事を読んで興味が湧いたら是非ご覧になって下さい。

ネタバレはしていませんから安心して最後まで読んで下さいね。

グレムリン

あらすじ

チャイナタウンを訪れたランダルは骨董店で不思議な生き物”モグワイ”に出会う。息子のビリーへのプレゼントにモグワイを手に入れたランダルは、モグワイと暮らすうえで守るべき大切な3つの約束を骨董店の少年と交わす。息子のビリーはプレゼントのモグワイを大変気に入り、ギズモと名付けて可愛がる。しかし偶然が重なり3つの約束は1つずつ破られていく。3つの約束が破られるとき可愛いギズモは恐ろしい怪物グレムリンを生み出していく。町に飛び出したグレムリンによって町中はパニックに。果たしてグレムリンを退治する方法はあるのか。

ノベライズもあるよ

ノベライズもあり、モグワイが宇宙からやってきた生物であるという設定が追加されています。

興味がある方は読んでみて下さい。

撮影場所はあの有名映画と同じセット

『グレムリン』が撮影されたのはユニバーサルスタジオのセットですが、
同時期に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』も同じセットで撮影していたようです。

どちらも製作総指揮にスティーヴン・スピルバーグ、キャスリーン・ケネディ、フランク・マーシャルが名を連ねていますので、同じ時期に同じ場所で撮影があったのは都合が良かったのでしょうかね。

「ギズモ」「モグワイ」「グレムリン」

ところで皆さんは「ギズモ」「モグワイ」「グレムリン」、これらの名前の区別がついているでしょうか。

映画のタイトルにもなっている「グレムリン」が、あの生き物の本来の名前だと思っている人が多いのではないかと思います。

実はあの生き物は「モグワイ」という種族で、主人公と仲良くなるあの可愛らしいモグワイの名前が「ギズモ」です。

「グレムリン」と言うのは、凶暴化して暴れまわっているモグワイたちを指してつけた通称みたいなものなんですね。

だからグレムリン側にも「ストライプ」と名付けられたリーダー格の個体がいます。

何となくギズモという名前は知っていたのですが、グレムリンとの関係性が分からなかったので映画を見てすっきりしました。

クリスマス直前のとある町が舞台

可愛らしいギズモの見た目とは裏腹にコメディタッチのモンスターパニック映画でした。

物語はクリスマスムードが漂う平和な町で主人公がモグワイと呼ばれる小型の不思議な生物と出会う所から始まります。

ストーリーはシンプルで驚く展開があるわけではなく、全体的にコメディタッチで進みますから、特に何も考えずに鑑賞することが出来ます。

序盤から中盤は悪であるグレムリンが街を巻き込んで大騒動を起こしますが、終盤にかけて善である主人公サイドの機転によって物語は終局に向かいます。

そこまで規模は大きくならないものの住んでいる地域には多大な被害が出ているという程度のディザスター映画なので、クリスマスにみんなで見たりするにはちょうどいい映画ですね。

コメディとパニックのバランスがいい

ずっとDVDのパッケージやギズモの見た目から異生物とのハートフルストーリー映画だと思って見てなかったのですが、とりあえず1回ぐらいは見ておこうかなと思って見てみたら意外と面白くてびっくりでした。

基本はモンスターパニックなのですが、モンスター側が全然強くないのでパニック映画と言ってもどこかのんびりした感じでそれほど緊張感はありません。

グレムリンが行う悪戯は人間にとっては結構致命的なものが多いのですが、グレムリンのコミカルな動きがその悲惨さを相殺しているように思います。

人間側もやられっぱなしという訳ではなくしっかりやり返しているというのもポイントが高いですね。

モンスターパニックとコメディのバランスが非常にいいので、鑑賞中も飽きることなく最後まで楽しむことが出来ました。

やはりどの作品も見てみないと分からないものですね。

まとめ

DVDなどのパッケージからは想像出来ませんが、実際は凶悪なモンスターによるディザスターパニックでした。

ところがモンスターにも妙に愛嬌があって、ちょっとドジなやつがいたり陽気で憎めないやつがいたりと、恐怖を感じるような映画ではなく、どちらかというとクスっと笑えるようなそんなコミカルな映画になっています。

結末もしんみりするような展開になっていまして、モンスター映画を見ていたらハートフル映画を見ていたというような驚きの映画でした。

興味が湧いた方は是非ご覧になって下さい。

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