主演のシシー・スペイセクは当時26、7歳だったんだって
皆さんこんにちは。ナマケネコ(@neko_namake)です。
今回は映画『キャリー』(1976年)をご紹介します。
いじめられていた女の子が怒りで暴走してしまうお話です。
1999年に続編の『キャリー2』が公開されていますし、
2013年にはリメイクもされている名作ホラーです。
この記事を読んで興味が湧いた方は是非見てみて下さい。
ネタバレはしていませんから安心して最後まで読んで下さいね。
キャリー
あらすじ
ハイスクールに通う高校生キャリーは、内気な性格から学校でいじめを受けていた。狂信的なキリスト教信者の母親に抑圧されながら過ごしてきたことによってキャリーは人並みの知識や経験が不足していた。ある日知識不足から学校で笑い者にされたことにより母親に反発するようになる。さらにキャリーには超能力があり、周りには秘密にしていた。そんな中キャリーをいじめていたグループの一員のスー・スネルの恋人であるトミーから、プロムナードの誘いを受ける。そこでキャリーを待ち受けていた事とは……。
原作はモダン・ホラーの帝王スティーヴン・キングの小説
原作は『シャイニング』、『スタンド・バイ・ミー』などの原作者として有名なスティーヴン・キングの同名小説です。
小説家デビューとなった作品のようですね。
気になった方は是非読んでみて下さい。
こっちの方がキャリー感が出ている
2013年のリメイク版も見たのですが、
こちらのシシー・スペイセクが演じる「キャリー・ホワイト」の方がキャリー感がありました。
不細工ではないけど美少女ではなく、
暗そうで人との接し方が分からない様な感じがうまく表現できていたと思います。
いじめの原因はキャリー本人ではなくてほぼ家庭環境にあるような描写ですから、
記号的ないじめられっ子のビジュアルにする必要はないのだと思います。
そういった意味ではリメイク版のキャリーでも間違いではないとは思うのですが、
それでもやっぱりこっちのキャリーの方が理不尽な不幸感が出ていると思います。
リメイク版のクロエ・グレース・モレッツはちょっと可愛すぎるような気がしました。
ラストの演出は秀逸
見ものなのがラストの演出です。
画面分割を利用しリアルタイムで結末を見せていく手法は、
キャリーの超能力の見せ方としては秀逸だと思います。
フリーフォールアトラクションのようにゆっくりとピークまで持っていって一気に落とすストーリー展開は、見終わった後に脱力感さえあります。
全体としてみると、
サイキックホラーでありながら社会派のドラマでもあり青春のドラマでもあるので、
そういった観点から見ても面白いのかなと思いました。
まとめ
ただひたすらキャリーが可哀相な映画です。
現実でもそうですけど親の都合で子供たちが不幸になるのは見ていて辛いものがありますよね。
個人的にはリメイクよりこちらの方が好きです。
皆さんも比べてみて下さいね。
ラストのスピード感は見事ヨ
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本作品の配信情報は2021年5月1日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況については各動画配信サービス(VOD)のホームページもしくはアプリをご確認ください。
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