エイリアンのチープさが逆に魅力的だね
皆さんこんにちは。ナマケネコ(@neko_namake)です。
今回は映画『ダーク・スター』(1974年)をご紹介します。
宇宙空間で起こる自我を持った爆弾の恐怖をコメディタッチで描いています。
この記事を読んで興味が湧いたら是非ご覧になって下さい。
ネタバレはしていませんから安心して最後まで読んで下さいね。
ダーク・スター
あらすじ
21世紀半ば、人類は宇宙に飛び出し新天地を探し求めていた。光速探査船ダーク・スターは優秀なコンピューターを中心に4人の搭乗員を乗せて宇宙を探索していた。発見した不安定な惑星を爆弾で爆破していた最中に小惑星群の嵐に遭遇したことにより、ダーク・スターに搭載していた20号爆弾に異変が生じる。20号爆弾がコンピューターの命令を無視し爆発の準備を始めるようになってしまった。一度は説得し爆発を止めさせるが自我を持ち始めた20号爆弾は再度爆発しようとする。
脚本は『エイリアン』のダン・オバノン
長時間の宇宙生活でストレスが溜まってきた男たちのSFコメディですね。
脚本は後に『エイリアン』の脚本を執筆することになるダン・オバノンです。
人によって合う合わないがはっきり出る映画だと思います。
正直に言いますと私はあまり合いませんでした。
というのも少々コメディタッチ過ぎるような気がして全体的に中途半端な感じがするからです。
序盤からどことなくゆるい雰囲気が漂い続けて終盤までそれが途切れることなく続きます。
もしかしてこれが『エイリアン』のあのシーンかなと思い当たる場面もあり、
そういう観点で見ると楽しめるのかなと思います。
シリアスな展開もあるけど……
シリアスな展開もありますがコメディタッチで描かれている以上緊迫感はあまりなく、
終始間の抜けたようなテンポで進むので何となくキレが悪い印象になってしまいました。
多分密室物で極限状態のSFを期待していたので、
肩透かしをくらったような展開にがっかりしてしまったのかもしれません。
もう少しコメディ要素を少なくしていたら好きな作品になっていたような気がしますね。
ただ印象に残るラストは一見の価値ありです。
まとめ
宇宙船という密室内で起こるハプニングに男4人が対処していくSFコメディです。
至って本人たちは真面目なので、シリアスな状況で生まれる笑いを楽しめるかどうかでこの作品の評価は変わってくるように思います。
『遊星からの物体X』などで知られるジョン・カーペンター監督の長編デビュー作なので、
何はともあれ一度はご覧になって下さい。
ラストの潔さは見事ヨ
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本作品の配信情報は2021年5月16日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況については各動画配信サービス(VOD)のホームページもしくはアプリをご確認ください。
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