ノーチラス号のデザインがいいね
皆さんこんにちは。ナマケネコ(@neko_namake)です。
今回は映画『海底二万哩』(1954年)をご紹介します。
現在ソフト化されているのは読みやすく『海底2万マイル』となっているようですね。
『十五少年漂流記』などで有名なジュール・ヴェルヌの小説が原作で、
ディズニーシーのテーマポートである「ミステリアスアイランド」にある同名のアトラクションのモチーフになった作品です。
そもそも「ミステリアスアイランド」の世界観はジュール・ヴェルヌの作品に基づいて作られています。
ネモ船長やノーチラス号などは名前だけでも聞いたことあるのではないでしょうか。
この映画を見てからディズニーシーの「ミステリアスアイランド」に行くとより一層楽しめると思います。
ちなみに「ミステリアスアイランド」にあるもう一つのアトラクションである「センター・オブ・ジ・アース」も、
ジュール・ヴェルヌの『地底旅行』をモチーフとしているんですよ。
ディズニーシーに行く時は思い出して下さいね。
この記事を読んで興味が湧いたら是非この映画を見てみて下さい。
ネタバレはしていませんから安心して最後まで読んで下さいね。
海底二万哩
あらすじ
1868年、世界各地の海で船が怪物に襲われて沈没するという事件が相次いだ。海洋学者のアロナクス教授とその助手であるコンセイユは、アメリカ政府からの依頼で調査艦に搭乗することになる。3カ月の調査の間怪物は現れず、調査の打ち切りが決定する。しかしその晩ついに怪物が現れ、怪物の体当たりにより調査艦は沈没してしまう。アロナクス教授と助手であるコンセイユとモリ打ちの名人であるネッドの3人は海中に投げ出され、漂流の末巨大な潜水艦にたどり着く。そこで怪物の正体は潜水艦だと分かるが、潜水艦の艦長であるネモに3人は捕らえられてしまう。潜水艦の名はノーチラス、考えられないほどの高度な科学力を有していた。
原作はジュール・ヴェルヌの小説
原作は『八十日間世界一周』や『十五少年漂流記』で有名なSFの父と呼ばれるジュール・ヴェルヌの小説です。
原作は1870年に書かれたものなんですね。
ネモ船長については1874年に出版された『神秘の島』で正体が明らかにされています。
アニメ『ふしぎの海のナディア』の原案
小説の『海底二万里』と『神秘の島』は『ふしぎの海のナディア』の原案にもなっています。
アトランティスや人工衛星や宇宙船が出るなどだいぶSF感が増していますが、いい具合に調理されていると思います。
ガイナックス、庵野秀明、貞本義行と来たらピンと来る人も多いでしょうが、『新世紀エヴァンゲリオン』のスタッフが関わっている作品です。
当初はこの「ナディア」の世界線上に「エヴァンゲリオン」を位置づけていたみたいですが、
権利の関係などで変わったようです。
気になったらチェックしてみて下さいね。
海洋アドベンチャーの全てが詰まっている
あのウォルト・ディズニーが製作した映画です。
素晴らしい海洋冒険映画でした。
ちょっとしたSF要素や海中の移動や生活などの冒険要素、
さらには冒険物には付き物と言える怪獣バトルもあり、
海洋冒険映画の基礎が詰まっている作品だと思います。
もっと言うならジュール・ヴェルヌ作品が持つ世界観のイメージを決定づけた映画と言えるのではないでしょうか。
特筆すべきは潜水艦ノーチラス号のデザインで、”ジュール・ヴェルヌ感”が凄いです。
ネモ船長もこの映画のイメージが強いですね。
このネモ船長にスポットを当てた『Captain Nemo』というリメイクが作られると何度か発表されていたのですが、まだ作られていないような。
巨大イカとのバトルがどうなるのか見てみたいですね。
宇宙服に似た潜水服や潜水艦内部の謎のごちゃごちゃ感などちょっとしたSF要素もいい味を出しています。
やはりアドベンチャー映画の醍醐味は特撮だなと思わされてしまうこの時代の映画はオススメです。
まとめ
原作ジュール・ヴェルヌに製作ウォルト・ディズニーですから見て損はないと思います。
1954年製作というのを踏まえて見ると、完成度の高さが分かると思います。
ディズニーが好きな方はもちろんですが、
色々なところでオマージュされている作品なので押さえておくべき映画ですよ。
興味が湧いた方は是非ご覧になって下さい。
1度は見るべき映画ヨ
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本作品の配信情報は2021年4月17日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況については各動画配信サービス(VOD)のホームページもしくはアプリをご確認ください。
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