もう少し不気味なスレンダーマンが見たかった
皆さんこんにちは。ナマケネコ(@neko_namake)です。
今回は映画『都市伝説:長身の怪人』(2015年)をご紹介します。
有名な都市伝説であるスレンダーマンを映像化した作品です。
POV形式で撮られているホラー作品で、画面内にスレンダーマンが映りこんできます。
この記事を読んで興味が湧いたら是非ご覧になって下さい。
ネタバレはしていませんから安心して最後まで読んで下さいね。
都市伝説:長身の怪人
あらすじ
記者のサラとカメラマンのマイロは、ある小さな町の銀行に差し押さえられた家の中で怪しいビデオテープを発見する。そこには謎の黒いスーツを着た男と不思議な記号が映っていた。その家に住んでいた家族を探しているうちに彼らの周りに黒いスーツの男の影がちらつき始める。
スレンダーマンを知っていますか?
スレンダーマンと呼ばれる架空のキャラクターを基にしたホラーです。
子供たちが遊んでいる公園に長身の男が映っている画像を見たことがある人も多いのではないでしょうか。
この作品はそのスレンダーマンと呼ばれる謎の男に迫るホラー映画になっています。
ちなみに劇場公開時は『スレンダー 長身の怪人』というタイトルだったそうです。
ホラー映画によくあるPOV方式で、
謎を追っていくうちに自らも巻き込まれていくという王道の展開となっています。
人間とスレンダーマンの違いを表している?
基本的に主人公たち3人の行動や会話がメインで進んでいくのですが、
この3人の関係も表と裏がありスレンダーマンを追っていくホラー部分と3人の関係性が徐々に明らかになっていく部分とがあるので、
ただスレンダーマンを映像化するだけではなくしっかりとした映画を作ろうとしていることが分かります。
ですがその3人のドラマ部分とスレンダーマンに関する謎解き部分の関係があまりなく脚本の弱さを感じました。
3人のドラマ部分をスレンダーマンの存在に関係させた方が映画っぽいとは思いましたが、
ただ人の営みとは別のところに存在しているスレンダーマンを強調するために人間のドラマ部分は別の軸で展開させた可能性もありますし、
どちらがいいとは言えないなとも思います。
もう少しスレンダーマンに絶望感が欲しかった
気付いたら画面内に映っている系のホラー作品ですが、
演出に乏しく大体出てくるタイミングが分かりますし出てきた姿もそこまで異形ではないので、
スレンダーマンが現れても「お、いるいる」という状態になってしまうのが残念でした。
見た目がそこまで長身ではなく非人間感も無かったので、
もっと振り切った方が不気味さや絶望感が出たのではないかと思いました。
ラストも都市伝説のスレンダーマンを扱う以上すっきり解決させるわけにもいかないのでありかなと思います。
そこまで怖い作品ではありませんのでスレンダーマンを扱った作品を見てみたい方は是非一度ご覧になって下さい。
まとめ
有名な都市伝説であるスレンダーマンを題材にしたPOVホラー作品です。
スレンダーマンのデザインをもう少し変えた方がよかったかなとは思いますが、
スレンダーマン入門としては見やすい映画ではないでしょうか。
スレンダーマンに興味がある方は是非ご覧になって下さい。
結局スレンダーマンは何者なのかしラ
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本作品の配信情報は2021年6月10日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況については各動画配信サービス(VOD)のホームページもしくはアプリをご確認ください。
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