映画『キラー・ナマケモノ』あらすじと感想/SNSも運転も銃も使える殺人ペット

皆さんこんにちは。ナマケネコ（@neko_namake）です。

今回は映画『キラー・ナマケモノ』（2023年）をご紹介します。

女子大生が自分の人気のためにナマケモノを手に入れたことから女子寮で殺戮が繰り広げられます。

SNSを使い車を運転して銃でトドメを刺すナマケモノを見たくありませんか？

この記事を読んで興味が湧いたら是非ご覧になって下さい。

ネタバレはしていませんから安心して最後まで読んで下さいね。

キラー・ナマケモノ

あらすじ

深く考えてはいけない

何も考えずに見ることができる映画だと思います。

女子大生の文化とか生態を軸にストーリーが進んでいきます。

韓国ドラマとかでよく見る人物紹介とともにSNSのフォロワー数が出たりするのは今風だなーと感じました。

女子寮が舞台なだけあって色や小物がポップな感じでよかったです。

全体的にカジュアルに作られている作品かなといった印象です。

ナマケモノである必要性

ただナマケモノである必要性はなかったのではないかと思います。

まだ使われていなくてギャップがある動物ってだけで選ばれたのでしょう。

選んだ以上はその動物の特徴を活かした作品にしてほしいです。

例えば『ゾンビーバー』に関してはビーバーである必要性・説得力があったのですが、今作に関しては全くそういうのがなく、コアラでもキンカジューでもよかったのではないかなと思います。

そもそもこのナマケモノってパソコンも使えるしSNSも使えるし車も運転できるんですけど、その理由が分かんないんですよね。

もしかしたら品種改良とかの描写を見逃したのかもしれませんが。

この能力に説明があれば全然違う印象だったと思います。

『プレデター』だってあの能力だけではなくなぜその能力があるのかといった設定があるからこそ印象に残るキャラクターになれたんではないでしょうか。

それを考えるともったいなかったなと思います。

疑問が残る部分も

あと色々疑問が残る部分も結構あるんですよね。

主人公がナマケモノを手に入れた方法が犯罪とか、人が減っていってるのに全然気にしていないとか、ナマケモノの耐久力がやば過ぎるとか。

全てにおいて説得力がなくてただのB級ホラーになっているのがもったいないなと思います。

ただ全く面白くないという訳ではなく、ストーリーは一貫していますし、スプラッター表現をあまり入れないで表現しようという配慮も見えますから、ホラーが苦手な人でも楽しめるように努力している作品な気がします。

あと最後の寮母さんとの会話は少し笑ってしまいました。

そこはオススメできるポイントです。

まとめ

女子大生が自分の人気を得るためにナマケモノを手に入れたことで始まる惨劇を描いたホラーです。

あのゆるいナマケモノがどのように惨劇を繰り広げていくのかは皆さん気になる部分ではないでしょうか。

説明不足感は否めませんが、ナマケモノがSNSを駆使したり車を運転したりと見所もあるので、気になる方は是非ご覧になって下さい。

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