皆さんこんにちは。ナマケネコ(@neko_namake)です。
今回は映画『封神伝奇 バトル・オブ・ゴッド』(2016年)をご紹介します。
中国の古典小説『封神演義』を大胆にアレンジしたファンタジーアクション映画です。
CGをふんだんに使い派手なアクションが見ものになっています。
この記事を読んで興味が湧いたら是非ご覧になって下さい。
ネタバレはしていませんから安心して最後まで読んで下さいね。
封神伝奇 バトル・オブ・ゴッド
あらすじ
古代中国殷の時代、殷朝第三十代の王である紂王は、狐狸の精が化けた絶世の美女妲己を妻とする。妲己に操られるがまま悪政を敷く紂王は、周辺地域への侵略を開始した。さらに人間界では魑魅魍魎が蔓延り人間たちは明日も見えない毎日に生きる希望も無くしていた。人世を救うべく仙界最強の道士である姜子牙は哪吒や楊戩、雷を遣わせ紂王に対抗しようとするが、妲己もすでに様々な奸計を巡らせていた。
原作は『封神演義』
原作は中国の古典ファンタジー小説の『封神演義』です。
日本では藤崎竜さんの漫画で有名ですね。
原作を分かりやすく漫画にしていますので、
小説を読むのが苦手な方は漫画を読んでみてはいかがでしょうか。
封神演義と言われれば封神演義
勿体ない作品ですなぁ
中国の古典小説の『封神演義』を基にしたファンタジーアクションです。
殷の紂王を討つべく封神演義でお馴染みの楊戩や哪吒が奮闘するCG満載のバトル映画ですが、
何と言いますか全体的に軽い感じがしました。
ストーリーもCGも薄っぺらくてもったいないなぁと。
ですが封神演義を映画の枠に収めるならストーリーは改変しないといけませんから、
ストーリーがこのようになるのもしょうがない気がします。
終わり方を見るに続編を作る気満々だったのでしょうけど、
作られていないということからこの作品がどのような評価なのか分かると思います。
封神演義を期待して見るものではありません。
設定や名前を使ってそれっぽい雰囲気を出しているだけで、
中身はエンタメ全開CGもりもりファンタジーアクションです。
ただ映像自体は迫力があるので、
封神演義を知っていたら内容の違いを楽しめるでしょうし、
知らなくてもアクションやCG部分で楽しめるのではないでしょうか。
単体で勝負出来ないとこうなる
当たったら続編を作るというやり方はビジネスとしては間違ってはいないのでしょうが、
それはしっかり1本単体で完結している作品が売れた場合に成功するやり方だと思います。
この作品の場合は最初から続編を作る事を前提としたストーリーにしているにもかかわらず、
この作品が売れたら作りますという作りにしているのが問題です。
と言うのもそもそも2本、3本と必要になるような重厚さがこの脚本からは感じられないので、
視聴者はこの作品だけで見限ってしまうことになります。
だからもしかしたら3部作だと傑作になっていたかもしれないのに1作目で面白くないと判断されてしまい、
結局続編が作られず駄作のまま終わってしまうといった悲しい現実が待ち受けています。
この作品もその例にもれず、
この作品だけで見るとただのお金をかけただけのファンタジーアクションとなってしまいました。
しっかり最初から何作か作ることを決めていたら脚本ももっとじっくり練られていたのではないでしょうか。
もしかしたら決めていたけどあまりにも売れなくて断念したパターンかもしれませんけどね。
原作を今の技術でしっかりと映像化した映画を見てみたいですね。
まとめ
中国の古典小説である『封神演義』を基にしたファンタジーアクションです。
殷の紂王、妲己に対抗する姜子牙の役をジェット・リーが演じています。
原作でもお馴染みの楊戩や哪吒が暴れまわるエンタメ全開の作品となっています。
ストーリーは中途半端で終わりますが、映像はCG満載で豪華なものになっています。
興味が湧いた方は是非ご覧になって下さい。
藤崎竜版の漫画は偉大ヨ
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本作品の配信情報は2021年6月26日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況については各動画配信サービス(VOD)のホームページもしくはアプリをご確認ください。
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